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2012年5月25日 (金)

今月のアルバム「Clifford Brown:Memorial Album」

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  この作品はクリフォード・ブラウンの初期の2作品をまとめたもので、当時のニューヨークBOPシーンを代表する名プレイヤーが共演する1953年の録音。これを1998年と2001年にディジタルリマスターしたもの。

 

「クリフォード・ブラウン」は1950年代のハード・バップの代表格で、「ディジー・ガレスピー」「チャーリー・パーカー」「アート・ブレイキー」らとの名作を残している。また、「サラ・ヴォーン」「ヘレン・メリル」らのボーカリストとの共演作も有名だ。

Clifford Brown & Max Roach」「Helen Merrill with Clifford Brown」「Sarah Baughan with Clifford Brown」・・・多数の名盤が生れた。

 

ここしばらくマイルスのSTEREOMONO2枚組「Kind of Blue」を聞き続けていたせいか、クールでテンション溢れるマイルスのトーンに比較すると、さすがに時代を感じさせる。が、それ以前のスイング系ジャズに比較したら、ハード・バップというジャズの一大変革をもたらした巨人の一人だ。この時代を経て「ディジー・ガレスピー」「マイルス・デイビス」「ビル・エバンス」等に大きな影響を与えたのだ。

 

1. Bellarosa (2001 Digital Remaster) 

2. Carvin' The Rock (1998 〃 ) 

3. Cookin' (1998 〃 ) 

4. Brownie Speaks(1998 〃 ) 

5. De-Dah (1998 〃 ) 

6. You Go To My Head(1998 〃 ) 

7. Carvin' The Rock (Alternate Take) (1998 〃 )  

8. Cookin' (Alternate Take) (2001 〃 ) 

9. Carvin' The Rock (Alternate Take #2) (2001 〃 ) 

 

10. Wail Bait(1998 〃 )  

11. Hymn Of The Orient(1998 〃 ) 

12. Brownie Eyes (2001 〃 ) 

13. Cherokee(1998 〃 ) 

14. Easy Living(1998 〃 ) 

15. Minor Mood (1998 〃 )  

16. Wail Bait (Alternate Take) (1998 〃 ) 

17. Cherokee (Alternate Take) (2001 〃 ) 

18. Hymn Of The Orient (Alternate Take) (2001 〃 ) 

 

Clifford Brown(tp)Lou Donaldson(as)Elmo Hope(p)Percy Heath(b)Philly Joe Jones(ds) 1953/6/9 

Clifford Brown(tp)Gigi Gryce(asfl)Charlie Rouse(ts)John Lewis(p)Percy Heath(b)Art Blakey(ds) 1953/8/28

2012年5月22日 (火)

「富士通フォーラム2012」行ってきた

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先日、有楽町の「東京国際フォーラム」で「富士通フォーラム2012」をやっていたので行ってきた。近年はCEATECとは別に各メーカーが個別にフェアをやっていることが多い。「東京国際フォーラム」はアクセスが良いので行きやすい。

 

富士通というと社会全般には「パソコン」と「携帯(スマホ)」のイメージだろうが、実際は大型コンピュータ、システム開発の比重が高い。その典型が昨年「2番じゃだめなんですか?」崩し?のスパコン「京(けい)」が世界一となったことだ。

勿論、「京」も展示され、気象予想・医薬品開発・宇宙開発・・・の大量データを素早く処理する科学技術計算や「ビッグデータ」活用も進んでいるようだ。

しかし、印象深かったのは「暮らしと社会」コーナーでの「周遊ルート検索」「ペットの健康管理」「高齢者向け夕食宅配」「スマホでのお肌診断」とかだった。それに東日本大震災後の「スマートシティ」「エネルギーマネジメントシステム」「データセンターの省エネ」や「農業支援」「漁業支援」等のシステムも。

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2012年5月20日 (日)

100円DVD(4)「スパイゾルゲ」「パーフェクトブルー」

100DVDの続き、少し古い2003年の「スパイゾルゲ」と2010年の「パーフェクトブルー」の2作。 

○「スパイゾルゲ」

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「篠田正浩」監督作品。第二次大戦のソ連のスパイで実在の人物「リヒャルト・ゾルゲ」(イアン・グレン)と、独・ソ・日等の戦争の歴史。「ゾルゲ」は第一次大戦を経て、第二次大戦には欧・中・日等各地でソ連の二重スパイとして活動していた。同時に日本人のエリートでもあった朝日新聞の記者「尾崎秀実」(本木雅弘)がスパイ活動にのめり込むプロセスや、彼等に関わった人物の人間模様も描かれる。

登場人物はゾルゲの「イアン・グレン」、尾崎秀実の「本木雅弘」の他、特高警察の「椎名桔平」の他、女性陣はあの“魔性の女(古い)”「葉月里緒奈」や「小雪」等も出演。

しかし、終戦、そして二人ともスパイとして処刑される。関わった女性達の視点から映像が集結していく辺りは篠田監督が力を入れたところかもしれないが、正直、作品としての評価は芳しくなかったようだ。第二次大戦前後のヨーロッパ、ロシア、中国、日本等に亘った内容なので歴史と世相を学ぶには良いかもしれない。

 

○「パーフェクトブルー」

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「宮部みゆき」の原作で、宮部のミステリー作品の代表格。WOWOW映画の2010年の作品。

 

原作は探偵事務所の加代子(加藤ローサ)と元警察犬の「マサ」が主役だが、元警察官で探偵事務所代表の加代子の父(宅麻伸)も活躍する。映画はスーパー高校球児がガソリンで焼き殺されるという衝撃的なシーンから始まる。進行と共に次々と事件が発生し、恐喝・殺人等のミステリーの背景も明らかになってくる。

宮部の原作がしっかりした構成の作品なので、映画自体もよく出来ている。 

全容は製薬会社のドーピング検査薬(パーフェクトブルー)とその副作用が発端だが、焼かれた高校球児の弟(中村蒼)がなかなか良い演技だ。WOWOW製作のせいか、少しTVっぽいが、原作の良さが光って結構面白い。

2012年5月18日 (金)

今月の日本酒「結人(むすびと)」 

前回の久々の「出羽桜」が大変いい出来だった。小山に行くと新酒が並ぶが、これはという銘柄が見つからないので、最近の傾向とは違う路線で物色する。

今回は米どころではない群馬の酒を選択「結人」だ。群馬・栃木等北関東はいずれも米どころではないのだが、意外や(失礼)けっこう美味い酒があるのだ。群馬は「結人」「水芭蕉」「尾瀬の雪どけ」栃木は「鳳凰美田」「仙禽」あたりが酒飲みの間では人気銘柄。 

 

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「結人 直汲み本生 純米吟醸」五百万石を55%まで精米。群馬県前橋市粕川町の「柳澤酒造」 

 

軽いおりがらみで、やや強い発泡。王冠を外す時にポンッとくる。この発泡は時間経過しても結構残る。

含むと全体に甘味が柔らかく滑らか、生酒ならではのナチュラル感が舌に広がる。厚みのある味わいで、甘味が若干強めで美味いが、発泡のせいか口当たり・後味はさっぱりしている。今回も「出羽桜」に続きなかなかの当りだった。

2012年5月15日 (火)

「茶摘イベント」行ってきた 

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先日、沼津の事業所で開催の「茶摘イベント」に行ってきた。

例年、ゴールデンウィーク明けに開催しているのだが、昨年はご多分に漏れず「東日本大震災」の影響で自粛となった。今となっては全くトーンが違っているが、当時は“自粛”の嵐が吹き荒れていたのだ。

 

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今年は天候に恵まれ、参加者も例年を上回る。お茶の葉は大変順調に生育し、例年の2倍以上の収穫量なのだそうだ。昨年老齢化した茶の木を植え替えたため、茶摘フィールドは半減したが参加者は久し振りの茶摘を堪能したようだ。摘んだ新芽はすぐ「てんぷら」にしていただく。いつもは塩だったのだが、今年は「てんつゆ」でトライしたら甘めの予想外の美味さだった。

 

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イベントの出し物は多く、「工場・展示施設見学」「ガラス製品のお絵かき、植物のたたき染」等環境展や、「盲導犬デモンストレーション」地元消防本部の「起振車・煙体験」富士サファリパークの「ミニ動物園」若手女子の「ダンスショー」地元老人クラブの「ところてん」等模擬店、地元有志の「ポン菓子」取引先企業の模擬店・車両展示・・・盛りだくさん。それに今年は“東日本大震災支援”の「東北物産展・陶器販売」も加わった。

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こうした社員・家族参加型のイベントで、子供たちや家族の笑顔を見るのはいいものだ。それに地元住民の方々を始め、盲導犬協会、地元消防本部等々の参加も加わり、住民・行政一帯の活動こそが地域貢献の基本だ。地元に役に立ち、地元の人々に信頼されることが企業活動の原点だと思う。

 

で、「お茶のてんぷら」をいただき、東北支援のお土産を買い込んだのは言うまでも無い。

2012年5月13日 (日)

100円DVD(3)「ジーンワルツ」「ディアドクター」

今年のゴールデンウイィークは風邪をひいてしまい遠出は回避。それに中盤は天気も悪いようで、引き続きやっているTSUTAYA100DVDを借りまくって映画三昧。

○「ジーンワルツ」

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「海堂尊」の作品らしく「チーム・バチスタ」や「ジェネラル・ルージュ」と同様に、医療現場の問題を提起する医療ミステリー映画。「代理母」問題や大学病院の体質等を取り上げている。

冒頭は帝王切開の手術中「胎盤癒着」のため患者が死亡し、執刀医が逮捕されるというショッキングなシーンから始まる。大学病院の医師で、閉鎖直前の市中の産科医院の医師も兼ねる女医(菅野美穂)が主役だが、自身の過去から代理母問題に突き進む。出演は主役の「菅野美穂」の他、「田辺誠一、大森南朋、南果歩、雪吹ジュン」ら。病気で余命の少ない産婦人科医院院長が「浅丘ルリ子」という配役。出産シーンや帝王切開の映像がかなりリアル。

医療現場や代理母問題もあるのだが、最後のドタバタ?で謎が解明される。原作は読んでいないので、聞くところによると映画は少し内容が違うらしい。海堂尊の作品らしくなかなか面白い。

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2012年5月12日 (土)

「草間彌生」展行ってきた 

5月の連休前半は天気が良さそうなので、遠路?「北浦和」にある「埼玉県立近代美術館」に「草間彌生」展を見に行ってきた。

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「草間彌生」というと、過激な芸術おばさん(おばあさん)のイメージだが、確かに赤白の水玉模様や原色のスペイン風彫刻で有名だ。

1929年長野県松本市生まれで、現在83歳! 10歳の時から水玉模様や網模様の絵を描いていたという。1957年に渡米、反戦活動やボディペインティング等過激な芸術活動を行い、後に帰国。小説や詩集も発表しているらしい。昔の写真を見ると地味なOLみたいだったんだが・・・

氏の作品は「直島」や、以前行った越後妻有(つまり)での「大地の芸術祭」にも展示されていて、その色彩と不思議な形状の彫刻は一度見たら忘れないほど個性的だ。

http://www.yayoi-kusama.jp/j/information/index.html (草間彌生

 

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今回も全国での巡回展示の一つらしい。

「埼玉県立近代美術館」は北浦和駅至近の公園内にある。立派な県立美術館が多い中、ここは小振りな施設で、周りも市民が憩う小規模な公園というアットホームな雰囲気だ。

季節も終わりの八重桜をくぐり、ボーイスカウトが集会中の脇を進むと美術館だ。

建物の前にも水玉模様の“きのこ?”が並んでいるので、直ぐに「草間彌生」展だと判る。

連休中のせいか客も多く、家族連れやおばさん達も多い。やはり知名度は高いらしい。

1階のロビーとチケット売場前にも彫刻が並び、中央の吹き抜け空間にも巨大なビニール?人形が吊り下がる。

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2012年5月 8日 (火)

100円DVD(2)洋菓子店「コアンドル」「西の魔女が死んだ」

100DVDで借りてきた作品の続き。少し少女趣味?だが、以前話題になった作品と、最近のスイーツブームを反映した作品。

 

○洋菓子店「コアンドル」 

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2011年上映の新しい作品だ。伝説のパティシエ(江口洋介)と田舎の洋菓子店から許嫁を追って上京してきた娘(蒼井優)が織りなすストーリー。ストーリー自体は特に変わったものではないが、まあまあだ。江口洋介のカッコよさもあるが、「コアンドル」店主「戸田恵子」の演技が自然なのと、主役「蒼井優」は田舎の素朴な少女をやらせるとピッタリだ。それと往年の“小悪魔”「加賀まりこ」がコアンドルの客として登場するのだ。但し老婆役だが。スイーツ好きの人には気楽に楽しめるかも。

 

○「西の魔女が死んだ」

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原作は「梨木香歩」の児童文学(1994年)で、映画は2008年の作品。文部科学省特定選定作品らしい。

感受性が高く、不登校になった中学生の女の子(高橋真悠)が、高原の自然の中で暮らす英国人の祖母の下に預けられて一緒に暮らす。この家系は魔女の血筋で、不思議な体験もしながら、葛藤する孫が祖母と暮らしながら成長する。祖母とはあることで喧嘩別れするのだが、ある日母から祖母が危篤だと聞かされ高原の家に急ぐ。しかし、最後に祖母と約束したことを聞くこともなく、祖母(西の魔女)は亡くなってしまう。そこで・・・ 

この孫「高橋真悠」は6か月のオーディションの末選ばれたらしい。それに、この祖母「チサ・パーカー」は何とあの「シャーリー・マクレーン」の娘なんだと!

最後はけっこう感動の涙なのだ。

 

・・・最近歳のせいか感動しやすく涙腺が緩くて困る。だが、お涙シーンじゃない普段のときでも涙が出ることがある。感動してもいないのに。これは明らかに歳のせいだ・・・

2012年5月 5日 (土)

100円DVD(1)「天国の本屋~恋火」

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先日、駅前のTSTAYAで「旧作オール100円」レンタルをやっていたのでさっそく出かける。

陳列の棚をよ~~く眺めると、所々気になる作品がある。あくまでもよ~~く見ないと見逃す。けっこういい作品が多いので2度に渉ってレンタルしたのだが、この内1枚がなかなか面白い設定で涙溢れる作品なのだった。

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題名は「天国の本屋~恋火」

主役が地上と天国を行き来するというストーリーなのだが、これに別のストーリーを加えたものらしい。原作「天国の本屋」+「恋火」の2作で、「松久淳」+「田中渉」によるものらしいが私は知らなかった。基本は悲しいラブストーリーで、映画は2004年の作品なので少し古く、登場する役者が若かったり、もう亡くなっている人もいる。

 

ある日クラシックコンサートで首になったピアニストの青年(玉山鉄二)は、見知らぬオジサン(原田芳雄)と飲み屋で盛り上がるのだが、朝気が付くとそこは本屋で建物の中央では朗読をする人がいる。

ところがここは天国で、周りの人達はみな亡くなった人なのだ。人間の一生は100歳までと決められ、亡くなった人は100歳までの間ここで過ごす。で、100歳になると消滅し別の新たな生命として地上に誕生するらしい。従って、若くして亡くなった人は長い間この天国で過ごすことになる。青年はオジサンにバイトとして雇われ天国に連れてこられたのだ。

で、このストーリーに若き女性ピアニスト(竹内結子:叔母と姪の二役)と花火師(香川照之)の「恋火」の悲しい別れのストーリーが加わったもの。

 

監督「篠原哲雄」主演「玉山鉄二、竹内結子」で、俳優陣が「鰐淵春子、香川京子、原田芳雄、香里奈、香川照之、吉田日出子、新井浩文、根岸季衣、かとうかずこ、桜井センリ、あがた森魚・・・」という豪華メンバー、音楽も「松任谷正隆、松任谷由実」なのだ!

この100円は10倍の価値あり。

2012年5月 4日 (金)

「写美」に行ってきた

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「写美」に行ってきた。今回は「写真家 堀野正雄の世界 幻のモダニスト」「フェリーチェ・ベアトの東洋」そして「ロベール・ドアノー」の3つだ。

 

○「写真家 堀野正雄の世界 幻のモダニスト」

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堀野正雄(19071998)は“ 新興写真の旗手”とも言われ強烈な個性の写真を残した。「幻の写真家」1930年代の作品が中心なのだが、作者の時代を感じさせないような現代的な写真が多い。それとジャンルの広さに驚く。

「朝鮮の風俗」「大東京の性格」「優秀船に関する研究」「カメラ・眼×鉄・構成」「乞食」

「女学生の行進:ガスマスク行進」「横山大観」と、国内外、戦争時代の報道写真、それに船・構造物等産業写真、ポートレートと幅広い。全体に写真を通じて訴える姿勢が強烈だ。

 

○「フェリーチェ・ベアトの東洋」

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フェリーチェ・ベアトは“漂泊の写真師”の言葉通り広く各地を歩きながら多くの作品を残している。今回の作品は「インド・中国・日本・朝鮮・ビルマ」を漂泊した時代の作品だが、この時代は戦争の時代でもあった。

「クリミア戦争」「インド大反乱」「第二次アヘン戦争」「下関戦争」等の戦争写真が多いが、同時に各地の風俗を大量に撮影している。従って、国際紛争・パノラマ写真・建築写真・アジア諸国の肖像写真等広いジャンルに渡り、戦争そのものからこの時代の様相を色濃く映し出している。

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